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保健医療学部アスレティックトレーナーコースの「現場実習」が始まりました。

2009/12/18

平成21年度後学期からアスレティックトレーナーコースの「現場実習」が始まりました。
「現場実習Ⅰ(見学実習)」では以下のような実習を通して,アスレティックトレーナーに必要とされる知識・技術・役割などについて広く学んでいます.

ラグビー競技におけるメディカルサポーター体制とアスレティックトレーナーの役割を学ぶ

ラグビーの競技特性や発生頻度の高い傷害の種類やラグビー競技者の安全と試合進行の円滑化を意図として設けられている「メディカルサポーター制度」について説明を受け、実際の試合を通して,ラグビーの競技特性やアスレティックトレーナーの活動(写真)について学びました.

 


(秩父宮ラグビー場にて試合中のメディカルサポーターと給水係)

■アスレティックトレーナーに必要な「検査・測定機器」の使用方法および評価方法を学ぶ 

 選手の体力を客観的に評価するために用いられる検査・測定機器の使用方法と評価方法について学びました.筋力を測定するために用いられるバイオデックス(BIODEX社製,写真右)や,ハイパワー持久力を測定するために用いられるパワーマックス(COMBI社製,写真左)を実際に操作・体験してみました.

   

■育成年代のサッカー競技におけるアスレティックトレーナーの役割を学ぶ

川崎フロンターレユースチームにおいて育成年代のサッカー選手に対するアスレティックトレーナーの関わり方や役割を学びました。また、トレーニング施設や練習見学の他,選手の傷害への対応や実際のアスレティックリハビリテーションについても学びました.

【 協力:川崎フロンターレ http://www.frontale.co.jp/ 】
ユースチームのトレーナーは伊東孝晴さんです。

 

川崎フロンターレユースチーム トレーナー プロフィール

伊東 孝晴 トレーナー

  鍼灸師,柔道整復師,マッサージ師
  花田学園日本鍼灸理療専門学校・日本柔道整復専門学校卒業,順天堂大学卒業
  川崎フロンターレ コーチ・スタッフ紹介

    (伊東孝晴トレーナーが紹介されています)



トレーナールームでは傷害の評価方法の説明を受け、実際、選手の患部を触診させてもらいました。



選手のバランスや姿勢の評価方法について説明を受けました.。



トレーニング施設では,練習に参加できない選手へのアスレティックリハビリテーションを学びました。



グラウンドでは,競技復帰に向けたアスレティックトレーニングを学びました。



応急処置に用いるためのトレーニング施設に整備されている製氷器を見学する学生。


骨折した選手の経過について説明を受ける学生。

 

 

【サッカーユースチーム見学実習に参加した学生からのレポート】

 

「より良い人間関係をつくる為に、必要なこと」
 

保健医療学部柔道整復学科 伊牟田 華奈




先日、川崎フロンターレユースチームでの見学実習に参加した。初めてサッカーの練習やトレーナー活動を見学して、一つ一つ見るもの全て新鮮に感じた。怪我をして練習に参加できない選手のリハビリのトレーニング方法などを主に見た。また、次の日試合があるのに、脛腓靭帯を損傷して真っ赤に足が腫れてしまった選手がいた。約4週間復帰にかかると伊東トレーナーに言われた選手は泣いていた。トレーナーも選手と同じように悔しい思いは変わらないと思うけど、冷静に選手の怪我の状態を見て的確に評価できることは、選手とトレーナーの間により良い信頼関係が築かれると思った。トレーナーは選手の怪我を早期に回復させ、怪我をしない身体作りをサポートすることはもちろんのこと、選手の気持ちを理解して、選手のためにどれだけ行動に移せるかも重要ではないかと思った。見学をして感じたことは、中学・高校の部活動とは違い、ユース選手にはプロ意識を強く感じた。遊び半分の気持ちで練習している選手がいなかったことに驚かされた。


 

「組織内でのトレーナーの役割」

保健医療学部鍼灸学科 櫛田 慎一 
 


  
    

写真

私が今回の川崎フロンターレユースチームへの現場実習で学んだことは、トレーナーがチーム内でどのような役割を担い、どういった活動をしているかである。 まず初めに重要だと感じたことは、指導者や選手、周りのトレーナーとよく会話をするということである。様々な人間関係のパイプ役であるトレーナーは、選手の体調や怪我の状態などを外見だけで判断するのではなく会話をして言葉で表すことで理解し、それを自分の中で把握して終るのではなく指導者やほかのトレーナーに伝える義務があることを知った。また、トレーナーはテーピングや怪我をした選手の競技復帰をサポートするだけではなく、ミーティングへ参加するなど所属チームの方針などを詳しく知る事もとても重要な仕事の1つなのだと感じた。 最後に今回の現場実習を終えて、トレーナーは人との関わりが強く周囲の人との信頼関係の上に成り立っているという事を知り、トレーナーとしての技術だけではなく良き人間性を養う事が大切だと感じた。

 

 

「選手育成年代においてのトレーナーの役割」        
 
保健医療学部鍼灸学科 津村 厚志



 

写真

川崎フロンターレユースチームでの現場実習では、アスレティックトレーナーの練習前、練習中の役割を見学してきた。伊東トレーナーは練習前にまず選手とコミュニケーションをとり、コンディションを聞きながらテーピングをしたりリハビリのメニューを考えたりしていた。練習中は怪我をしている選手たちにつき、トレーニング室で体の弱い箇所をカバーする筋力トレーニングを行っていた。また、競技復帰が近い選手たちには、ラダ―トレーニングにボールを加えたサッカーの動きに近いトレーニングメニューを組んでいた。その一方で、テーピングなどすぐに応急処置が出来る道具が入ったバッグを持ち、練習中のアクシデントにも素早く対応していた。トレーナーは試合の時よりも練習の方が仕事の内容が多いように感じた。ただ治療できるというわけではなく、選手とのコミュニケーションをとることが選手のコンディションを整える近道になることをこの実習で理解出来た。

 

2009年度 現場実習Ⅰ(見学実習)担当教員 紹介

 

 溝口 秀雪(みぞぐち ひでゆき)

   日本体育協会公認アスレティックトレーナーマスター 


 笹木 正悟(ささき しょうご)

   日本体育協会公認アスレティックトレーナー



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