ただの看護技術としてではなく、事例に合わせたアセスメントも同時に求められる専門的技術を学ぶ【看護学科 シンガポール研修2017 第4日目】

2017年03月09日 国際交流

午前中は1年生の外科のチュートリアルに参加

チュートリアルは少人数制で行われる授業で、本日は患者教育を模擬患者さんに実施していました。 写真の成人男性は模擬患者さんで、学生たちは4グループにわかれ、それぞれのテーマ(疾病理解、内服管理、運動、喫煙)について質問をします。 [caption id="attachment_1430" align="alignnone" width="900"]患者教育を模擬患者さんに実施 患者教育を模擬患者さんに実施[/caption] その後、その答えに合わせて、口頭で説明したり、PCで画像を見せたり、用意したパンフレットを見せながら、患者さんに指導をしていました。 [caption id="attachment_1431" align="alignnone" width="900"]患者さんの答えに合わせて説明する様子 患者さんの答えに合わせて説明する様子[/caption] グループの質問と指導が終わるごとに、模擬患者さんから感想とアドバイスを貰っていました。 一生懸命指導をしている学生に、「そんなこと、もうやってるよ。」と患者さんが言って焦っていたり、模擬患者さんから「もっと、患者がどう考えているのかを理解しようとして欲しかった」と指導されているのを見て、TAUの学生たちは、「私たちは、友達同士で患者さん役をしていたから、こんなリアクションやアドバイスを貰ったことはなかった」と驚いていました。 [caption id="attachment_1432" align="alignnone" width="900"]患者教育を行ったNUSの学生たちと 患者教育を行ったNUSの学生たちと[/caption]

午後は1年生の外科の演習

シナリオの事例に対し、点滴、皮下注射、筋肉注射を実施する練習でした。 1年生からただの看護技術としてではなく、事例に合わせたアセスメントも同時に求められる専門的な技術を学んでいます。 [caption id="attachment_1433" align="alignnone" width="900"]外科の演習をしたNUSの学生たちと 外科の演習をしたNUSの学生たちと[/caption] TAUの学生たちはもうすでにNUSに沢山の友達を作り、放課後も楽しんでいるとのことです。 明日はシンガポールの病院を2ヶ所回る予定です。