学校法人 花田学園

学校法人花田学園創立者の花田傳は、戦前九州を拠点にして鍼灸治療に従事していましたが、戦後日本における鍼灸の実践が危機に面したときに、妻のムラとともに上京し、鍼灸の存続に大きな貢献を果たしました。

昭和30年に日本鍼灸師会会長に就任した花田傳は、鍼灸師の資質向上と鍼灸医学の発展を目的とする会立の鍼灸学校の創設が決議されたことを受けて、翌31年に日本中央鍼灸専門学校を創設しました。同じ年に東京高等柔道整復学校が設立され、これら二校が今日の花田学園の出発点となります。

学校法人としての花田学園は昭和38年に認可され、上記二校はその後、数度の校名変更を経て、日本鍼灸理療専門学校、日本柔道整復専門学校に至っています。

昭和31年の学校設立から半世紀以上が経ちますが、その間本学園からは、日本の伝統医学を支える多くの人材が巣立っていきました。これからも我が国における鍼灸医学と柔道整復学の発展を支えるために一層の精進を重ねて参る所存です。関係各位のご支援とご協力をお願いする次第です。

花田傳・ムラ夫人

花田傳・ムラ夫人