科学雑誌「Newton」に看護学科 川上教授の研究が紹介されました。

2017年07月26日 お知らせ

科学雑誌「Newton」9月号の『シリーズ. 生物の宿命 : 「死」と「生」の境界線』において看護学科 川上 嘉明 教授の研究が紹介されました。 「死期を予測することは可能か?」というトピックの中で、川上教授が高齢者の死亡前5年間のBMIや食事量、水分摂取量を調査して明らかになった、「亡くなる2年前頃からBMIの低下傾向が加速すること」、「亡くなる8か月前、2か月前には食事量、水分摂取量も減少すること」が紹介されています。 川上教授は「高齢者が亡くなるまでにたどる体の変化はゆっくりしているため、具体的な死期を正確に判断することは非常に困難」で、「現在は亡くなる前に具体的にどういった症状(せきや痰など)が多くなるのかを調査している」と述べました。

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