第75回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 岡山大会において本学大学院生が表彰されました

2026年06月04日 社会貢献・研究

去る2026年5月29日(金)~5月31日(日)に開催された 第75回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 岡山大会において、本学大学院・保健医療学研究科(博士前期課程)小曽根ひとみさんが学生ポスター優秀賞を受賞し、表彰されました。
おめでとうございます!

 

学生ポスター賞

タイトル

児童にみられる日常的な心身の不調に関する質問紙調査

―児童における鍼灸の可能性を探る―

著者

小曽根 ひとみ、松浦 悠人、西本 有希、安野 富美子坂井 友実

研究のポイント

❶本研究は、学部4年次の卒業研究として取り組んだ内容をまとめ、学会発表を行ったものです。児童と関わるアルバイト経験を通じて、「ため息が多い」「頭痛がする」など、日常的な心身の不調を訴える児童が少なくないことを実感したことが研究のきっかけとなりました。 

❷そろばん塾に通う年長児から中学3年生までの児童を対象に、身体症状、心理的ストレス、生活習慣、睡眠状況などに関する質問紙調査を実施しました。

❸63名から回答を得た結果、頭痛や首・肩こり、かゆみ、目の疲れ、ストレスなどの心身の不調が一定数みられ、症状によっては年代ごとの特徴があることが示されました。

❹本研究により、児童にもさまざまな心身の不調がみられる実態が明らかとなり、子どもたちの健康支援における鍼灸やツボ療法の活用可能性について考える契機となりました。 

❺学会ではこれらの結果を報告するとともに、今後は発達段階や年代による違いを考慮しながら、児童を対象とした鍼灸や、家庭でも取り入れやすいツボ療法の有用性について検討していく展望を発表しました。

 

受賞者・保健医療学研究科 小曽根ひとみさんのコメント

この度は、全日本鍼灸学会学術大会の学生ポスター発表において、優秀賞という大変光栄な賞をいただくことができました。ご指導くださった先生方をはじめ、研究にご協力頂いたそろばん塾の先生、生徒の皆さん、そして保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

今回、学生発表に挑戦したことで、発表当日だけでなく、研究計画や準備の段階から多くの学びと貴重な経験を得ることができました。課題も多くありましたが、最後まで諦めずに取り組んだ結果、このような賞を頂くことができ、大きな自信につながりました。

私にとって本研究の原点は、「子どもが好きで、子どもたちの役に立ちたい」という思いでした。今回の調査では、想像以上に多くの児童が心身の不調を抱えていることが明らかとなり、鍼灸やツボ療法が子どもたちへの支援の一助となる可能性を改めて感じました。この経験を、今後の学びや研究活動につなげていきたいと思います。

また、今回の経験を通して、後輩の皆さんにもぜひ学会発表に挑戦してほしいと感じています。これからも多くのことを学びながら、一歩ずつ成長していきたいと思います。

 

関連サイト

公益財団法人全日本鍼灸学会
https://jsam.jp/