健康運動実践指導者コース

有明での学び

健康運動実践指導者コースでは、はり師・きゅう師・柔道整復師の資格を生かし、医学的・運動生理学的観点から作成された、健康づくり運動プログラムを実践指導するために必要な知識と技能を身につけた人材を育成します。

 

所属学科の規定科目(必修・選択)に加えて自由科目の一部を修得することにより、健康運動実践指導者の受験資格を最短3年次終了時点で得ることができます。

 

健康運動実践指導者は、健康・体力づくり事業財団が認定する資格です。保健医療学部では所属学科の必要科目に加え、本コースの指定科目を修得することにより、同資格の受験資格を得ることができます。

カリキュラム

※授業は毎週土曜日の他、夏休み等に集中します。

健康運動実践指導者の仕事

現代の日本人の死亡率を疾患毎にみると1位が「悪性新生物(ガン)」、2位「心疾患」、3位「脳血管障害」です。これらは日常における不適切な生活習慣が発症に大きく関与することから、「生活習慣病」と総称されています。

厚生労働省では、2000年にスタートした「健康日本21」をはじめ、近年様々な政策を通じ生活習慣病予防に取り組んでいますが、その一環として「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後に薬」のスローガンの下、身体活動・運動施策が推進されています。

「1に運動」としていることからもわかるように、運動が生活習慣病の予防に大きな効果をもたらすことは国も認めているところであり、予防医学の観点からも運動の重要性は明白です。

こうしたことから、人々の身近にあって健康運動の指導にあたる人材の必要性が認識されるようになりました。健康運動実践指導者とはこのような背景のもとで注目されている資格なのです。

たとえば生活習慣病の基礎病態である「メタボリックシンドローム」は、今や多くの国民が知る言葉となりましたが、実際上は言葉だけが先歩きし、メタボリックシンドロームの予防や改善に効果的な運動法はほとんど知られていないのが現状です。

健康運動実践指導者は、最新の運動生理学的な知識(例:「エクササイズガイド2006」)をもとにこれらの運動法について人々に的確に指導する役割を果たすのです。

健康運動実践指導者の活躍舞台

健康運動実践指導者は、フィットネスクラブで、エアロビクス、ヨガ、スイミング、筋力トレーニング、ダイエットなどの指導をするインストラクターとして働くのが一般的です。

また、最近では、診療所・病院あるいは健康増進センター・保健センター、老人介護・保健福祉施設等で様々な年齢層の人々に対する健康増進を目的とした運動指導者として従事する人も増えています。

当然、 鍼灸師・柔道整復師と同時に健康運動実践指導者を取得すれば将来活躍の場はより広がると考えて良いでしょう。

さらに鍼灸師・柔道整復師の国家資格を得た人には、鍼灸院・接骨院・整骨院の開業権が認められますが、健康づくりに関する知識を持った鍼灸師・柔道整復師であれば、単に治療を施すだけではなく、健康増進センターの意味合いをもった鍼灸院・接骨院・整骨院を開業し、社会に貢献することも可能です。

健康運動実践指導者は、専門知識をもとに、健康づくりを目的とした運動を安全かつ効果的に実践するための指導を行います。したがって自ら見本を示せる実技能力と、特に集団を対象とした運動指導技術に長けていることが要求される資格です。

取得を目標とする資格

 

国家試験・資格試験の合格率